誰でも一度は「お金持ちになりたい」思ったことがあるのでは無いでしょうか?
私は思ったことがあるし、今も思っています。
今回紹介する「お金持ち生活のつくり方」は、タイトルのみで読むのを決めました。

【入門】お金持ち生活のつくり方―――今すぐこの習慣と思考法を身につけよう!
- 作者: 佐々木裕平
- 出版社/メーカー: キニナルブックス
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
お金持ちになる具体的な方法というよりは、考え方に特化した本です。
どのような考え方で生活をしていけば、お金持ちに近づけるのか?
初期費用が必要な訳では無いので、お金持ちになりたいと思う人はとりあえず読んでみて下さい。
お金の参照点を固定する
この本で言いたいことは「お金の参照点を固定する」ということでしょう!
参照点は、基準点と言い換えても良いかもしれません。
世間一般では「金銭感覚」と呼ばれるものに近いのでは無いでしょうか?
お金の参照点は収入が増えるにつれて、上がりやすいという特徴があります。
これが『人をお金持ちにさせなくしてしまう最大の要因』です。
収入が増えても、支出も増えればお金は貯まりません。
なぜお金持ちはケチだと言われるのか?
それは、お金に対する参照点が変わらないからです。
当たり前と言えば当たり前のことですが、 改めて自分の生活を見直してみてください。
臨時収入やボーナス入った時に、支出が増えていませんか?
今一度、お金の参照点について考えてみましょう。
自由に使えるお金を増やす
自由に使えるお金とは何なのか?
その為には、まず「可処分所得」という言葉を知りましょう。
可処分所得=年収ー(社会保険料+所得税+住民税)
この可処分所得から基本的な生活費を引いたお金が「自由に使えるお金」です。
例)可処分所得が30万で生活費が20万の場合、自由に使えるお金は10万
給料を増やすのはそう簡単ではありません。
1.5倍の45万に増やそうと思っても、15万増やすのは現実的ではありません。
でも実際には、5万増えると自由に使えるお金は1.5倍になります!
そう考えると、現実味が出てきます。
しかし、この考えをする上で欠かせないのが「お金の参照点の固定」です。
これが崩れてしまうと、元も子もありません。
ここで、お金の参照点の固定が重要な理由をもう一つ。
欲しいモノばかりを買う生活を送ろうとすると、一年間でいくらくらいのお金が必要だと思いますか?
たとえば、好きなところにマンションを借り、好きなものを食べ、好きな物を買い、好きなところに旅行へ行くのです…。何不自由ない生活です。およそいくらあれば足りるでしょうか?
答えは、平均して年間およそ700~900万円
お金持ち生活のつくり方より引用
最低でも年間700万円は必要ということは、可処分所得が700万円なので年収は当然それ以上必要です。
私を含めて、ほとんどの人が意識的に節約や我慢をしなければお金が余らないということです。
90%の仕事いかに楽をするか?
皆さんも薄々気付いていると思いますが、100%の仕事を常に目指していると、時間も体力も足りません。
実は全ての仕事を100%の完成度でやらなければならないということはありません。
物事に完璧は無いので、常に改善点が出てきて終わりが見えません。
それなら、100%の半分の時間で終わる90%の仕事を二つしましょう!
仕事もお金の増やし方と同様に『どうやって楽をするか』を考えることが重要です。
この辺りは以前紹介した「エッセンシャル思考」と通じるものがあります。
楽をすることは、サボることではありません。
楽をすることは「最適化」して「システム化」すること。
どんどん楽をして、時間を有効に使いましょう。
まとめ
お金持ちになるためには、まず「お金の参照点を固定する」ことが大事。
そして、自由に使えるお金を増やしていきましょう。
そのお金を少しずつ投資に回し、少しずつリターンを増やしていく。
仕事は必要以上に頑張り過ぎないで、90%の仕事を二つする。
私もブログを90%でやり、自由に使えるお金を少しずつ増やしていきます!

【入門】お金持ち生活のつくり方―――今すぐこの習慣と思考法を身につけよう!
- 作者: 佐々木裕平
- 出版社/メーカー: キニナルブックス
- 発売日: 2016/08/26
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