「単利」と「複利」という言葉を知っていますか?
資産運用で重要になりますが、「単利」と「複利」では資産の増え方が全く違います!!!
簡単に説明すると、
- 「単利」は元本に対して年利がつくもの。
- 「複利」は元本+運用益に対して年利がつくもの。
一年目はどちらも元本が同じなので、年利が同じであれば全く変わりません。
しかし、二年目以降から差が出始めて、運用期間が長ければ長いほど大きな差が生まれます。
投資したお金がどれくらいで2倍になるのかを調べる方法として、「72の法則」というものがあるそうです。
72の法則とは、
72÷想定利回り=2倍までの期間
これで計算すると、年利5%の複利で運用したとすると14年5ヶ月で2倍が達成されます。
14年5ヶ月と言うと長く感じますか?
単利というのは普通預金などが当てはまりますので、
三大メガバンクの金利0.001%で同様の計算をすると、
7万2000年かかるそうです!
果てしない年数ですよね…
そもそも地球が残っているかすら怪しい。
一番金利の高いネット銀行でも金利は0.1%なので720年ですね…
いかに貯金では資産が増えないことが分かったかと思います。
以前貯金について書きましたが、最低限の金額を貯めた後は運用に回すことをオススメします。
仮想通貨市場では前日比+100%を超えているものがありますが、これがどれだけ凄いことか分かると思います。
誰でも複利を使える身近な制度としては、iDeCo(イデコ)や積立NISAなどがあります。
iDecoと積立NISAについては、シュミレーションがあるので興味ある方はやってみると良いですよ!
確定拠出年金の節税シミュレーション|確定拠出年金のJIS&T
貯金との差がよく分かると思います。
特にイデコに関しては、運用益だけでなく節税効果も高いので特におすすめです。
仮想通貨投資などで少しリスクを取りながら、こういった手堅い制度を利用するとバランス良く投資が行えるのではないかと思います。
特に仮想通貨で利益が出ている方は、所得税や住民税が高くなるのでこういった制度を上手く利用した方がお得です。
イデコに関しては、別記事でもう少し詳しく書きたいと思います。
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